Superpitcher@honkytonks 02.09.05
2005年 09月 05日
行ってまいりました、SuperpitcherことAksel Schaufler。
Melbourneに来て以来、Gavin Keitelのセットの影響もあって
German系を聴く回数が多くなりましたが、
実際街のシックさとあのカクカクした音質が逆にぴったりハマるのですよ。
ヴェニューのhonkytonksは、前に何度か行ったArthur'sのななめ向かいにあって、
トロピカルかつ、やや古めかしいムードのバー。
メインは縦長、残念ながら音響は…中音と低音がモゴモゴしながら響いてヌケがいまいち。
Mike Callander vs Damian Lairdのwarm up、地味アゲっぷりがステキでした。
エレクトロ中心でじわじわテンション上がる感じは最近本当お気に入り。
おそらく1時半ごろ、Superpitcher現る。
bass強め、ハウス色のトラック類からスタート。
バキアゲテクノ一辺倒な感じだったらどうしようという心配もあったのですが、いやいや。
「曲作るのと、DJやるのとは別な側面だから、どっちも欠かせない」とフリーペーパーのインタビューでも語ってたぶん、確かにDJ好きなんだなあというのがよく判る展開。
緩急もついてて、速めのBPMになっても全然楽しく踊れた。
いろんなスタイルをつめ込んだ「テクノ幕の内弁当」的。
この辺がやっぱ最新どころなのかなあ、と思わせるトラックが多かった。
途中で、ガーっとピッチ下げて、そっからまた順にあげてく展開があったんだけど、
あれはなんかもう脳みそがうわーーーっ!てなった。ニクい。
人が多くてはじめは気づかなかったんだけど、
DJブースの中でめちゃ動いてる~!しかもなんか…憑かれてる?って感じの妙な動きで、
レコ選んだり、タンテとかミキサーいじってないときはずーっと憑きっぱなし。
いや、むしろ憑きの合間に仕事してる…?(笑)
この写真もそうなんだけど、指さばきもなんか憑いてる感じで…おもしろい…。
後半からかなりBPMが速めになり、ちょっとさすがに憑かれ…
じゃなくて疲れて(というより自分の中で「テクノ容量オーバー」)しまいましたが、
全体に見て、憑きの世界にもってかれた感じは楽しかった!
"Happiness"もなんか途中エディットかましてて、キモチワルくて気持ちよかった。
…って、今sunnyのサイト、Mike Callanderのスペルチェックしに開いたら、
Superpitcher、来週(今週)またBrown Alleyでプレイする模様です。
エレクトロ全体の交流加減、Melbourneローカルシーンの一番見どころかも。
by myulsoundsystem
| 2005-09-05 07:21
| Club - Melbourne